【映画の感想】『ザ・レイド』

なにこれ、超おもしれええええ!!!
結論から言っちゃえばアクション映画の歴史に残る傑作でした。
インドネシア恐るべし。

冒頭、装甲車の中。19人の特殊部隊。
隊長が言う「これから魔窟に攻め込むぞ。今日こそ麻薬王リヤディを逮捕するんだ。やつのアジトとしてる30階建のビルの住人全員が悪だ。なかでも危ないのはリヤディの側近2人で、頭脳派と肉体派の2人だ」

んで、いい面構えの3人が画面に映る。
一目で誰がボスで誰が頭脳派で誰が肉体派なのかわかる、素晴らしい面構え。

んで、あとはひたすらアクションシーン。
台詞もほとんどなくなる。
とにっかくものすごいアクションシーンの連続。
どれだけすごいかって言葉じゃ説明不可能だから、とりあえず観て。
今まで観たすべてのアクションよりも凄いって言い切っても過言じゃないレベルのアクション観れます。

役者さんたちの動きがすご過ぎるのは当然、建物の構造を利用したアクションの数々やほどよい抑制の効いた緊張感ある演出・・とにかくどこをとっても最高に面白い。

主人公のラマや特殊部隊の隊長ジャカ、鉈を持った中ボス級のギャングなどとにかくいい面構えの男達が、まぁかっこいい・・・んだけど、なによりも誰よりもかっこいのはマッドドッグ!!
とにかくとにかくとにかくカッコいいいいいい!!!
マッドドッグ師匠の勇姿を劇場で観ないてはないって!!

いや、でも、ホント、絶対に歴史に残る映画になるのは確実!
それを公開時に劇場で観たってのはすごく価値のあることなので、是非観るべきだと思います。

まぁ、難点をあげるなら終盤のラスボスとのグダグダした台詞のやりとりだけは頂けなかったかなぁ・・・なんて、そんなことはどうでもいいくらい面白かったのでよし。